名刺の雑学:名刺のルーツ
■ 名刺は最初 石コロだったいう説
名刺は最初、石コロだったかもしれない!?
大昔、人間が少数の頃は、お互いのコミュニケーションを図る道具として石を使っていたという説があるようです。
石を相手に投げて?それとも目につく所に置いて? 本当の所はよくわからないそうです。
■ 名刺の由来
紀元前2世紀、中国の漢の時代には、今の名刺に近いものが使われていたとか。
名刺の「刺」は、木や竹を割って、そこに名前を彫ったのが由来のようです。
■ 西洋ではトランプが始まり?
ヨーロッパでは、17世紀から18世紀にかけて、トランプのカードの裏に氏名を書いて名刺として用いたことがあったようです。
名刺はこまかい約束事にもとづき、食事に招かれたり、引越し、祝い、お悔みなどの際に用いられたそうで、そのため英語では「visiting card」と言うのだそうです。
現在では、これらの習慣はなくなり、職業用に勤務先の住所や肩書を入れたビジネスカードが多くなっています。
■ 名刺といえば日本人?
今日、日本は最も頻繁にビジネスカードを用いる国といわれています。
一昔前は、海外では名刺という習慣が無い国が多く、ビジネスでの初対面の挨拶が「名刺交換」から始まることが、外国の方には不思議に見えたそうですが、、
最近では、世界各国のビジネスマンに名刺を持つ習慣が広がっています。